本島

塩飽諸島を束ねた中心の島「本島」。丸亀から船で約30分、面積が約k㎡、人口約600名。

塩飽水軍は、朝鮮出征で活躍し、その功により豊臣秀吉から朱印状を授かり、塩飽七島1250石を人名と称された650人の水夫達が統治しました。以来、本島は自治権を安堵(あんど)されていた人名(にんみょう)制度の中心島で、人名から選出された4人の年寄によって政治が行われ、江戸時代は天領として明治維新まで人名の自治が続きました。幕末に太平洋を渡った咸臨丸の乗組員として50人中35名の塩飽水夫が活躍しました。

笠島集落